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THE CAVEDOGSのギタリストTODD SPAHR率いるTHE GRAVYのファーストアルバム。パワーポップでもギターポップでもない【ロックバンド】という言葉がぴったりな仕上がり。カントリーテイストからサイケデリックテイスト、さらにはインストものもあり聴き応えたっぷり。泣きメロ度は低いが意欲的な作品。

The GRAVY DISCOGRAPHY
text by denim
1.HANGMAN'S POP
(1997 Q DIVISION)
@Intro AMemory BNoise CKing's Castle DAbsolution EA Scary Tree With Eyes Eating Someone FThe Song GThe Big One HPretty Krishna I6/8 Time JConcerning Mr.G's Missing Digit KSissy Blood LEmbrace Your Plague MClosing Credits
<Players >Todd Spahr,Glenn Brown, Michael Jordan
KSissy Bloodなどはケイヴドッグスに近いサウンドだが、全体的にバリエーションがあり、カテゴリーでくくりにくい仕上がり。ケイヴドッグスのスウィートな部分はブライアンが、そしてハードな部分はトッドが出していたのだろうか?
こうしてケイヴドッグスのメンバーがバラバラになってみると、それぞれの役割がケイヴドッグスの中でどういうものだったかが理解できる。Todd Spahrは、結構アーシーなものもスキなのかもしれない。その反面実験的なことにも興味がありそうだ。
なお、DAbsolutionのクレジットには、マーク・リヴァースの名前もある。

2.Hollywood EP
(1999 Q DIVISION)
@40 Acres AUnderwire BOh...y CWhat You Gave DI Warned You

<Players >Vo/G-Todd Spahr,Vo/B-Jim Haggery,G- Michael Jordan,dr-Mike Faughnan
CWhat You Gaveはサイケデリックなビートルズ風サウンド。やはりToddの書く曲はメロディラインがちょっとひねくれている。今回のEPはコーラスなども入って前作よりも明るいイメージ。しかしこのメロディラインのひねくれ具合…、もっと普通にやるとかなり泣きメロになること請け合いだと思うのだが、ナゼかこのひねくれぐあいがまたたまらない。この調子でがんばってくれ、トッド!



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