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●オススメの1枚
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ドラマーとベースが交代し、よりソリッドになったメジャー3作目。ソリッドになった分、アップテンポなナンバーが目白押しで、さらにポップになった。泣きメロ度は相変わらず高く素晴らしい。中心人物であるジョン・オウアとケン・ストリングフェローのソングライティングが極みに達した名作。 |
THE POSIES DISCOGRAPHY(ALBUM)
text by denim |
1. Failure |
(1989 POPLLAMA ) |
@Blind Eyes Open AThe Longest Line BUnder Easy CLike Me Too DI May Hate You Someteims EIroning Tuesdays FPaint Me GBelieve In Something Other(than yourself) HCompliment? IAt Least For Now JUncombined KWhat Little Remains
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<Players >G/Vo.-Kenneth Stringfellow, G/Vo.-Jonathan Auer, B-Rick Roberts, Dr.-Michael Musburger
記念すべきポウジーズのデビューアルバム。インディーズで実績もないから低予算なのは仕方ないが、それにしても既に“らしさ”が現れている。やはりただ者ではない!
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2. Dear 23 |
(1990 David Geffen DIDX008258) |
@My Big Mouse AGolden Blunders BApology CAny Other Way
DYou Avoid Parties ESuddenly Mary FHelp Yourself GMrs Green
HEveryone Moves Away IFlood of Sunshine |
<Players >G/Vo.-Kenneth Stringfellow, G/Vo.-Jonathan Auer, B-Rick Roberts, Dr.-Michael Musburger
記念すべきメジャー第一弾です。ジャケット&タイポグラフィーは全然良くないですが万華鏡ポップワールドが展開しています。
美しいコーラスと泣きメロが展開し、どちらかというとアコースティック系の柔らかいサウンドプロダクションが特徴です。
BのApologyはコーラスワークが絶品で泣きメロ度180%の名曲です。ポウジーズ初心者はまずこの1枚から聴いてみましょう。プロデュースはXTCなどでお馴染みのジョン・レッキー。
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3.Frosting On the Beater |
(1993 David Geffen DGCD24522) |
@Dream All Day ASolar Sister BFlavor Of The Month CLove Letter Boxes DDefinite Door EBurn & Shine FEarlier Than Expected G20 Questions HWhen Mute Tongues Can Speak ILights Out JHow She Lied By Living KComing Right Along |
<Players >G/Vo.-Ken Stringfellow, G/Vo.-Jon Auer, B-Dave Fox, Dr.-Mike Musburger
プロデューサーがドン・フレミングに変わった第二弾。ジョン・レッキーのプロデュースが不満だったのか、レコード会社の意向が不満だったのかは判りませんが、前作とはうってかわってヘヴィーでグランジなやかましい音作りです。しかし、コーラスとメロディは相変わらず美しく、ポウジーズの代表作と言えるでしょう。特にドラム音のヌケがよく、最も好きなアルバムです。
まさにパワーポップと呼ぶにふさわしい一枚です。捨て曲なし!
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4.AMAZING DISGRACE |
(1996 Geffen GEFD-24912) |
@Daily Mutilation AOntario BThrow Away CPlease Return It DHate Song EPrecious Moments FFight It GEverybody Is A Fucking Liar HWorld IGrant Hart JBroken Record KThe Certainty LSong #1 M?Will You Ever Ease Your Mind? NTerrorized* OSad To Be Aware** |
<Players >G/Vo.-Ken Stringfellow, G/Vo.-Jon Auer, B-Joe Skyward, Dr.-Brian Young
ベースとドラムが代わり、リズムがタイトになったメジャー第三弾! チープトリックのロビン・ザンダーとリック・ニールセンも参加している話題作です。
プロデューサーはNick Launay(ギャング・オブ・フォー、デヴィット・バーンなど)でかなり実力のある人ですが、このアルバムに合っていたかどうかは疑問です。何故ドン・フレミングではなかったのだろうかと思います。
しかし、ポウジーズのサウンドはこのアルバムで完成の極みに到達しています。このアルバムがポウジーズの最高傑作だ! という人もいるでしょう。
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5.Success |
(1998 POPLLAMA PLCD-3232) |
@Somehow Everything AYou're The Beautiful One BLooking Lost CFall Apart With Me DPlacebo EWho To Blame FStart A Life GFriendship Of The Future HGrow IFarewell Typewriter JEvery Bitter Drop KFall Song |
<Players >G/Vo.-Ken Stringfellow, G/Vo.-Jon Auer, B-Joe Skyward, Dr.-Brian Young
ああっ、なんてことでしょう。ポウジーズのラストアルバムのタイトルが皮肉にも“サクセス”とは。しかもメジャーからではなく、デビューアルバムを出したインディーズのポップラマからのリリースです。日本ではバンダイがリリースしています。
デビューアルバム発表から解散までちょうど10年という、キリの良い終わり方ですがとても残念です。アルバム全体にポップ度、泣きメロ度がやや落ちていますが元々レベルの高い楽曲を提供していたバンドなので、ポウジーズの事を何も知らずに聴けば全然問題ないですが、それまでの足跡を知っている人が聴くとやや物足りない印象を受けます。
バンドの中心人物であるジョン・オウアとケン・ストリングフェローは、ピーター・バックやスコット・マッコーイらと並行してやっていた“マイナス5”に専念しているのでしょうか?
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6.This Sounds Like Goodbye |
Ken Stringfellow(1997 Hidden Agenda AHA!004) |
ケン・ストリングフェローの“宅録っぽい”ソロ・アルバムです。8トラックくらいで録音されたものでしょうか、ギターとヴォーカル以外はコンピュータっぽいサウンドになっています。
何かにインスピレーションを受けて創ったようですが、よほどのファン以外は聴いて楽しめるものではないでしょう。ビッグ・スターのサードアルバム“シスターラヴァーズ”に収録されているアレックス・チルトン作のカヴァーが1曲あります。
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7.Columbia |
Big Star live at missouri university 4/25/93(1993 BMG) |
ビッグ・スターの再結成ライヴに、ジョン・オウア(G)とケン・ストリングフェロー(B)がサポートメンバーとして参加しました。ギター&ヴォーカルはもちろんアレックス・チルトンでドラムスはオリジナルメンバーのジョディ・ステファンスです。
ティーンエイジ・ファンクラブらにも多大な影響を与えたビッグ・スターは、90年代に入って再評価の動きが顕著になり、こうしてめでたく再結成ライヴを行うことができました。しかし違和感なく2人が溶け込んでいる様子を聴くと、よほど好きだったんだなぁという印象を受けます。
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8.Three Minute Hercules |
TUBE TOP(1996 Laundry Room) |
3.Frosting On the Beaterでベースをやっていたデイヴ・フォックスとドラムスのマイク・マスバーガーが参加しているチューブ・トップのアルバム。フロントマンで曲を書いているギャヴィン・ガズは“スーパーデラックス”のプロデュースもやっている。またこのアルバムのミキシングはジョン・オウアだ。共通点は“シアトル”。なんか英国のどこかにもこんな光景があったなぁ(←正解グラスゴー! 英国とは言ってもスコットランド)。
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9.Alive Before The Iceberg |
LIVE(1999 Houston Party) |
@Somehow Everything APlease Return It BDream All Day CYou're The Beautiful One DStart A Life EPrecious Moments FGrant Hart GFlavour Of The Mouth HEverybody Is A Fucking Liar IBroken Record JSurrender KThrowaway |
<Players >G/Vo.-Ken Stringfellow, G/Vo.-Jon Auer, B-Joe Skyward, Dr.-Brian Young
1998年7月28日のバルセロナでのライヴを収録したアルバム。“Dear 23”からは1曲も取り上げられていないが、JSurrenderは言わずと知れた“チープトリック”の大ヒットナンバー。
ケン・ストリングフェローによる、とっても長い回想録付き。バンダイ辺りから日本盤出さないかな? ついでにビデオも発売して欲しい。
注)6,7,8はソロもしくは参加
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