ナキメロ!

「ナキメロ!」へようこそ。このサイトではジャンルを問わず「泣ける」サウンドを紹介しています。

Sebadoh

On Fire

ルー・バーロウ率いるセバドー。この曲が入っている「ハーマシ-」はフォークからノイズ・ミュージックまで「Landscape of American Music」と云った佇まい。
彼らの音楽は「音響派」に対して「ロウ・ファイ」と呼ばれてましたが、実はお金がなくて良い機材が揃えられなかっただけの話、らしいです。



Electric Light Orchestra

Latitude 88 North

彼らの最高傑作「Out of Blue」のボツ曲。物凄くもったいない気がしますが、それだけあの頃のジェフ・リンは湯水のように溢れ出てたんでしょうね、才能が。



南 春夫

元禄名槍譜 俵星玄蕃

昭和の、いや日本の大歌手、南春夫さんの歌謡浪曲の最高傑作。
「雪を蹴立てて、さーく、さく,サクサク...」から「おお、蕎麦屋かぁ」までがこの作品のピーク。感極まります。
ここで謡われている内容はフィクション(俵星玄蕃は架空の人物)ですが、日本人特有の任侠心を鮮やかに具現化してひとつの作品としています。



でんぱ組.inc

バリ3共和国

でんぱの最新シングル、のドーナツレコードで云えばB面曲。
超強力です。彼女らの勢いが止まりません。
はい、このまま行っちゃってください。
作詞・作曲は浅野尚志。



Čači Vorba

Mehandzija

久々登場のチャチー・ヴォルバです。マケドニアのロマ人歌手、エスマ・レジェポヴァの曲をカヴァーしてます。イントロから引き込まれてしまいます。
ヴォーカルとヴァイオリン担当のマリアはまだ二十代のようですが、非常に達者です。もちろんバックの演奏も完璧。



Carpenters

Calling Occupants Of Interplanetary Craft

で、カーペンターズのヴァージョンです。異星人とのファースト・コンタクトを思わせるPVが時代を感じます。そうゆう曲なんですけどね。イントロ部もいかにもカーペンターズらしい。
やはりリチャードの選曲眼とアレンジ、そしてカレンの歌声は魔法が掛かってます。



Klaatu

Calling Occupants Of Interplanetary Craft

カナダのバンド「クラトゥ」。1976年の「3:47 EST」から。その後、77年にカーペンターズがカヴァーしてます。よくビートルズと比較されるバンドですが、たしかにポールのメロディでジョージが唄っているような曲も。



前山田健一

ヒャダインのじょーじょーゆーじょー

ヒャダインこと前山田健一です。彼はいわゆる渋谷系に影響されたようですが、曲のそこかしこに...。
時代が一回り・二回りしたこともあり、かつ前山田の端正な顔立ちも相まって、彼とかつてのコンパクト・オーガニゼーションの総帥、トット・テイラーをダブらせてしまうのは、ちょっと褒めすぎ?



Wienners

蒼天ディライト

でんぱ組.incにも楽曲を提供している玉屋2060%率いるウィーナーズ。でんぱと同じ(当たり前か)超高速回転楽曲。一度聴いたら頭から離れません。日本からこういったバンドが出てくるのは、頼もしい限りです。
kyb.のMAXとdr.のマナブシティが脱退するらしい。んー、もったいない!



きゃりーぱみゅぱみゅ

きらきらキラー

ここの所、コンスタントに良作を発表するきゃりぱみゅ。今作もサビが単純で覚えやすい。
PVも相変わらず高品質。



Marillion

Senses Working Overtime

プログレ冬の時代を生き抜いたマリリオン。アンディ先生の名曲「Senses Working Overtime」を原曲通り忠実に演じております。
しかも!ギターでデイブ・グレゴリーも参加!元気そうでよかったです。



でんぱ組.inc

サクラあっぱれーしょん

今やカオスと化した(それはそれで愉しい)秋葉原を体現しているアイドル・グループ、でんぱ組.incの最新シングル。ラップをも超えて現代日本でしか表現できない唯一無二、チェーンガンの様なアニメ声コーラス。強烈です。


Kovács Nóri

Mária altatója

ハンガリーの歌姫、コヴァーチ・ノーリです。マルタ・セバスチェンとも共演してます。かの地のクリスマス・コンサートの様です。聖母を讃える歌のようですが、子守唄のようでもあります。
彼女の「地声」の素晴らしさ、...心に沁みます。
【追加情報】 クヴァーク・ノーリ → コヴァーチ・ノーリ
ハンガリー出身の知人に確認したところ、コヴァーチ・ノーリの方が発音表記として正しいそうです。
申し訳ありません。訂正させていただきます。


Sikiru Ayinde Barrister

Iwa

ナイジェリアはヨルバ族の民謡「Fuji(フジ)」の重鎮、Dr.シキル・アインデ・バリスター。ナイジェリアには他にも有名な「JuJu(ジュジュ)」がありますが、「Fuji」の方がより土俗的でパーカッシヴな印象です。


Sain Zahool

Allah Allah Allah Bol/Allah Hoo Allah Hoo

パキスタンの宗教歌謡と云えば、スーフィズムのカッワーリ(Quawwali)が有名ですが、このサイン・ザフールもスーフィー派宗教歌謡の歌い手です。トゥンビ(tumbi)という1弦楽器(但し映像ではどうも復弦に見える。3弦?)を主楽器とし、コブシというか唸りを効かせた歌唱が特徴です。
インド+イスラム音楽の坩堝。(実際の演奏は2:40~)