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-->The Motors
 ●オススメの1枚
元モーターズのブラム・チャイコフスキー率いる“ブラム・チャイコフスキー”。個人名がそのままバンド名になっている妙なバンドのセカンドアルバムは、パンクとパブロックが合体したような(まあ、どっちもロックンロール)サウンド。今で言うパワーポップという感じか。Missfortuneはアコースティックでとっても泣けるナンバー。


Bram Tchaikovsky DISCOGRAPHY
text by denim
1. Strange Man, Changed Man
(1979 Raderscope)
@Robbert AStrange Man, Changed Man BLonely Dancer CI'm The One That's Leaving DGirl Of My Dreams EBloodline FNobody Knows GLady From The U.S.A. HI'm A Believer ISarah Smiles JTurn On The Light
<Players >G/B/Vo-Bram Tchaikovsky, B/GVo.-Micky Broadbent, Dr.-Keith Boyce
“パワーポップの仕掛人”という邦題のついたこのアルバム。この邦題をつけた人のセンスはなかなか良いですね。内容もタイトル通りで、極上のパワーポップナンバーが勢揃い。音的にはパンクを通過したパブロック的な仕上がり。もともとブラムが所属していたモーターズのサウンドをさらに軽快にしたようなロックンロールが特徴。AStrange Man, Changed Manはエディ&ザ・ホットロッズを彷彿とさせるし、ヴォーカルもちょっとフォークロック調(ユニゾン&ハーモニー)でバーズっぽさも顔を覗かせている。BLonely Dancerではワイルドな“アコースティックギター掻きならし奏法”も登場する。このアルバムで最もかっこいい泣きメロナンバーDGirl Of My Dreamsではマイク・オールドフィールドがチューブラーベルズをプレイするなど、聴きどころが満載のデビューアルバム。HI'm A Believerはモンキーズのカヴァー。

2.The Russians Are Coming
(1980 Raderscope)
@Let's Dance AMr. President BMissfortune CHollywood Nightmare DPressure EThe Russians Are Coming FHeartache GLetter From The U.S.A. HCan't Give You Reasons IJeux Sans Frontiers(Game with No Rules) JNew York Paranoia
<Players >G/B/Vo-Bram Tchaikovsky, B/GVo.-Micky Broadbent, G-Denis Forbes, Dr.-Keith Line
ドラマーが交代し、セルフプロデュースのセカンドアルバム。邦題は“脅威の黒い影”。どうもアメリカではタイトル差し替えだったらしいです。(原題がロシア人きたる!…)サウンド的には前作よりタイトでヘヴィーになった感じ。これじゃあモーターズだな! CU Got Me Buggedは、アコースティックな泣きメロ。まるでパンクロックなDPressureでは、ブリンズリー・シュウォーツのボブ・アンドリュースが参加している。そして、最高にかっこいいのはアルバムタイトルでもあるEThe Russians Are ComingとHCan't Give You Reasonsかな。それにしてもアナログ発売から約20年経ってやっとCD化なんて、泣けてくるなぁ…。

3.Funland
(1981 Arista)
アナログ盤が手に入りました。
近日アップします。なお、CDは発売されていません。



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