Newest Model
Revenge Of Soul Survivor
今から18年ほど前、一緒に仕事をしてたある女の子から「スチャダラパー、電気グルーブ、ユニコーン」という日本のバンドを教えてもらった。その頃、ほとんど洋楽しか聴いていなかったからとても新鮮だった。オイラはお礼として電グルが影響を受けたという「ニュー・オーダー」の『Substance(シングル集)』をプレゼントした。
すると彼女、「実は関西にもっと凄いバンドがいるんです…」と、秘中の秘を出してきたのだ。それがニューエスト・モデル89年のサード『Soul Survivor』だった。中川敬率いるそのバンドの音にはひっくり返った。今で言う「ミクスチャー」バンドのはしりだったんだけれども、60年代の香りもするその音は、全く無理なく雑多の音楽を消化し、確信に満ちていた。中川の書く独特の歌詞ももちろんだが、奥野真哉のキーボードがすごい!鍵を握っていたのは彼だったのかもね…。
ジャケットやファッションは時代を感じさせるものになってしまったが、彼らの音は今だに色褪せていない…、全く。
Track back
http://www.denimweb.com/mt4/mt-tb.cgi/95