R.E.M.
So. Central Rain (I'm Sorry)
84年のセカンド「Reckoning」から。アメリカにはカレッジチャート(CMJ)というのがあって、大手のヒットチャートに対抗して大学内独自のチャートが存在していた(今でもあるのかな)。
その頃、それに触発されて東京の各大学が協同して学祭にチャートの常連だったR.E.Mを招聘したのだ。オイラはその中で専修大のコンサートに行ったんだけど、(前座は売れる前のレベッカと爆風スランプ)会場である講堂にはたった3、40人くらいしか観客が居なかった。
まだ若いバンドだからコンディションに波があったと思うけど、その時のライブは今だに忘れられない、素晴らしいものだった。目の前で見れたし。するとマイケル・スタイプがアカペラで「ムーン・リバー」を唄ったんだよ。とっても若い、しかもロック・バンドが古いスタンダードをやるなんて、なんだかアメリカ音楽文化の深さを見たような気がした。
もちろん当時は、今のようなアメリカを代表するバンドに成長するとは思いもしなかったけどね。「Reckoning」は今でも好きなレコードの一枚。
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